INAWASHIRO / BANDAIKOGEN
猪苗代・磐梯高原
都会の喧騒を忘れさせてくれる
ありのままの自然がお出迎え
東北南端を占める福島県のほぼ中央に位置する猪苗代・磐梯高原。北に磐梯山、南に日本で4番目の広さを誇る猪苗代湖があり、湖水浴や水上スポーツ、フィッシングなどが楽しめます。
磐梯朝日国立公園の中心地で磐梯山南麓にはいくつものスキー場が点在しています。
また、数々の源泉があり、豊富に湧き出てくるお湯。風光明媚は訪れる人を魅了し、四季を問わず遊べるのが猪苗代・磐梯高原です。
猪苗代・磐梯高原の標高は、猪苗代湖面の514Mを最低部として、最高部が東吾妻山の1974.7Mとその標高差1460Mあり、高冷地、豪雪地帯に属しています。そのため、四季折々の姿を見せ、夏は避暑地として、冬はスキーやスノーボーボードのメッカとして、季節の醍醐味を感じることができます。
猪苗代・磐梯高原の
おすすめスポット
野口英世は明治9年(1876)11月9日、猪苗代町(当時は三ツ和村)三城で農家の長男として生まれ、清作と名付けられました。火傷で左手が不自由となり家業である農業はできないため、家は貧しかったのですが小学校や高等小学校を出て、さらに医師になるための勉強をしました。英世にとって故郷は、生涯にわたり忘れられないところでした。町内には英世ゆかりの地が多く残されています。
磐梯山は、福島県を代表する名山です。1894年の大爆発で二つに裂けた磐梯山は、山麓の彩り豊かな湖沼群と合わせて素晴らしい景観が魅力の山です。6つの登山口をそなえ、シーズンを通して多くの登山客で賑わいます。その中でもっとも人気があるのは、八方台からのコースです。どのコースも中級~上級向けのコースです。山頂直下の弘法清水周辺には休憩小屋が建つが宿泊は出来ません。
淡水湖では日本で3番目に大きな湖で、面積は103.32平方km、深さは93.5mあります。透明度12~15の澄んだきれいな水です。湖に注ぐ長瀬川が火山性の酸性水であるため、水質は弱酸性の貧栄養湖となっていて、水中の植物や藻があまり繁茂していないことに要因があります。そのため漁業といえばウグイやフナなどに限られています。国指定天然記念物のミズスギゴケ群落や白鳥の飛来地として貴重な生態系を保有する区域に指定されています。
2016年にミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されました。正確には「五色沼湖沼群」と言い、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの湖沼の総称です。沼によって、エメラルドグリーン、コバルトブルーなどと色が違う不思議な場所で「神秘の湖沼」と言われています。特に青沼は自然が作り出したものとは思えない綺麗な色です。
会津藩祖・保科正之を祀った神社です。正之が寛文12(1672)年12月に亡くなると、遺言通り神社が造営されました。創建当初の神社は戊辰戦争の時に焼失しましたが、明治13(1880)年に現在の社が建てられました。境内にある亀石に載った石碑は日本最大のもので高さ7.3m、重量30tもあります。
築約140年の酒蔵「十八間蔵」を改修し、2014年に開館しました。運営母体である「安積愛育園」は、設立から約50年にわたり、主に知的障害を抱える人々の支援事業を担ってきました。「人の表現が持つ力」、地域やコミュニティの「人のつながりから生まれる豊かさ」に視点を置き、 「様々な人が集える場所」として多様なテーマの企画展やイベント、 地域でのプロジェクトを実施しています。